にごり酢・赤酢
にごり酢・赤酢
発酵がくれる、新しい食卓の景色
🍶 まずは、日々の一口から──
「今日の食卓に、もうひとさじの余韻を。」
たとえば、こんなときに。
- 朝の炭酸割りで、ゆるやかに目覚めたいとき
- 食欲の落ちる夏、冷しゃぶや冷奴に爽やかさを添えたいとき
- ドレッシング代わりに、塩+オイルで簡単にキマる味がほしいとき
- 魚料理やピクルスに、隠し味として深みを足したいとき
にごり酢は、
「乳酸と旨味の、自然なバランス」を活かした、
酢を超える“発酵の調味料”です。
無濾過の滓の層には、酒粕の旨味と乳酸菌がたっぷり。
目に見える「にごり」こそが、まさに発酵の証です。
🌱 にごり酢の誕生秘話
― 発酵の副産物ではなく、“可能性”として仕上げる
この酢は、AWASAKEの製造工程で生まれた滓と、
Relaxationシリーズの酒粕LUXURYをベースにしています。
通常なら捨てられるかもしれない素材を、
**「もっと育てよう」「旨味に変えよう」**という想いで再発酵。
しかも、醸造用アルコール無添加。
発酵の力だけで酸度6.5まで上昇し、
無濾過のまま「原酢」としてボトリングしました。
にごりの部分には酒粕由来の旨味が濃く残り、
ある大学研究室でも成分的な面白さが示されている素材です。
そのまま飲んでも、料理に使っても。
ドリンクにも、調味料にもなる、まさに万能酢です。
🔴 赤酢 ― 熟成酒粕から生まれた、深みの一滴
赤酢は、昔から酒粕に使われてきたタイプの熟成酒粕を使用。
しっかりと時間をかけて熟成させることで、
褐色に変化し、豊かな旨味をたたえた酒粕になります。
その旨味を凝縮した赤酢は、
酢飯・煮魚・酢味噌・合わせ酢など、
和食に特化したプロユース対応の一本。
酸味にとどまらず、コクとまろやかさを感じる味わいが、
和の料理に寄り添います。
商品情報
にごり酢 | 赤酢 | |
---|---|---|
主原料 | 日本酒(AWASAKEの滓)・酒粕(Relaxation LUXURY) | 熟成酒粕(3年以上)・醸造アルコール |
製法 | にごり酢 無加水(原酢) 無添加 自然発酵 赤酢ベース | 無加水(原酢) 自然発酵 赤酢 |
酸度 | 約6.5(初回LOT原酢) | 約4.5 |
風味 | 濃厚、乳酸感、旨味 | 穏やか、まろやか、柔らかい酸味 |
利用例 | ドレッシング、マリネ、酢飯 | 漬物、煮物、合わせ酢 |
※ 本商品のラベル・ボトル・キャップは、季節や製造時期により、一部仕様が変更となる場合がございます。ご了承いただけますようお願い申し上げます。
🧪 にごり酢・赤酢の“旨味の源泉”たち
この酢が生まれる背景には、伊藤酒造の素材哲学と
時間を味方につける醸造設計があります。
それぞれの“材料”には、特別な理由があります:
🫧 AWASAKE
G7サミットで振る舞われた、繊細な泡の“祝祭の酒”。
にごり酢のベースとなる酒。発酵の途中に現れる滓が、贅沢な旨味の核となる。
▶ AWASAKEシリーズを見る
🌾 LUXURY酒粕(Relaxationシリーズ)
驚くほど甘く、芳醇。原料の旨味が凝縮された高等級の酒粕。
にごり酢の“にごり”部分に、その酒粕をふんだんに活用。
▶ LUXURY酒粕について
🥒 べっ甲色の酒粕(奈良漬け用)
赤酢の原料となる熟成酒粕。
じっくり寝かせたことで、飴色に変化し、旨味とコクを蓄えた酒粕を使用。
▶ 奈良漬けの酒粕を詳しく見る
🧬 発酵を、極めた先にあるもの。
日本酒造りで培われた“発酵哲学”を、新たな食文化へ展開。
この酢は「余剰物の再活用」ではありません。
発酵を愛する蔵元が、素材と時間に本気で向き合った一作です。
❝ 廃棄物ではなく、未来の恵みに。 ❞
にごり酢は、旨味が活きる「サステナブル・デリカシー」の象徴。