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4.和みを醸す 文化の蔵

episode 4
和みを醸す 文化の蔵へ
鈿女と猿田彦に宿る“場をひらく力”

発酵は自然との対話
そして 酒は 和みを醸す“場”を生む
私たちは今 その"ひとしずく"に

文化と祈りを託す

日本酒の「空気をやわらげ、人をつなぐ力」
伊藤酒造では 神話に込められた
“場をひらく精神”を大切にしながら
文化としての酒造りを実践

古き神話に宿る力を胸に
私たちは 今日も挑戦を続けている

人と人の縁を結ぶ酒
ありがたき“ひととき”のために

たとえば
語り合うはずのなかった人たちが向かい合う夜 たとえば
沈黙が続いた食卓をふと和ませる瞬間

酒は ただ味を伝えるものではなく
一本の酒があれば 場がやわらぎ 言葉が生まれ
笑顔が交わることがあるのです

伊藤酒造は そんな“ありがたき瞬間”に
寄り添える存在でありたいと考えています

醸すのは 味だけではない
笑いと和みの神「鈿女」

この三重の地には
鈿女神や猿田彦神にまつわる神話 伝承が
今なお息づいている

伊藤酒造の商標「鈿女(うづめ)」は
日本神話に登場する 芸能と和みの神
天宇受売命(アメノウズメ)に由来する

古代の神話では 天照大神が岩戸に隠れ
世界が闇に包まれたとき アメノウズメが
大胆に舞い 神々に笑いをもたらし
再び光を取り戻したと残されている

その姿はまさに「場をひらく力」の象徴
私たちの酒 「鈿女」も そんな精神を受け継ぎ
人の心をやわらげ 新たな和を生む 一滴で
ありたいと願いを込めて 醸している


道をひらく精神
猿田彦大神の祈りを酒に込めて

アメノウズメとともに語られる神として
敬愛するもう一柱が猿田彦大神(サルタヒコ)

“道ひらきの神”として知られ
新しい旅立ちや挑戦の始まりに現れ
人々を正しい方向へ導く存在

伊藤酒造の酒もまた
誰かの門出や人生の節目に寄り添い
迷いに灯をともすような存在でありたい
そうした想いで 醸しています


小さな蔵の手仕事
“ひとしずく”が文化を宿す

伊藤酒造のお酒たちは
すべて手作業による少量仕込み
年間生産量は数百本という限定品がほとんど

だからこそ 一滴一滴に物語があり
飲んだ人の記憶にそっと残る文化としての酒

贈る人の想い 受け取る人の笑顔 食卓の笑い声
伊藤酒造は そんな風景に寄り添う
「和みの酒」を醸しています


真面目に遊ぶ
文化と遊びをつなぐ発酵の力

“文化の蔵”としての挑戦は
型にはまった伝統だけではないはず

日常の中にあるささやかな歓びや
ちょっとした遊び心も また
人と人をやさしくつなぐ
酒のちからだと私たちは信じています

  • 甘酸っぱく華やかにテーブルを彩るデザート日本酒
  • 泡立ちが美しいAWASAKE
  • 地域の素材や職人とつくるコラボレーション酒

伊藤酒造の 実験的で遊び心のあるシリーズは
どれも 真面目に遊びながら 祝いの場や贈り物
日常のささやかな特別な時間に寄り添います


地と神話の交わる蔵へ

鈿女も 猿田彦も 三重のこの地に宿る神々

私たちは その物語とともに
この地ならではの酒を醸している

三重の恵みと神話の力
それを体現する 銘柄たち

そして 私たち自身もまた
“人の心に道をひらき

和みをもたらす存在”となれますように