酒粕漬け
瓜 or 青パパイヤ、あなたはどっち派?
パリッとした王道の瓜、
それとも、コリッと新鮮な驚きの青パパイヤ。
ひと口で違いがわかる。
でも、どちらもクセになる。
口にした瞬間、記憶がよみがえる
古き良き奈良漬けの記憶に、
新しい素材がやさしく寄り添う。
瓜は、香り高く深いコクと旨味がしみ込み、
酒粕の“べっ甲色”とともに、懐かしい余韻を残す。
一方、青パパイヤは、
まるで「食べる発酵ピクルス」。
コリコリ食感と、軽やかな清涼感がクセになる逸品。
これは、“昔ながら”ではなく、“極みのならづけ”。
素材は、わずか3つ。
野菜、塩、そして、熟成を重ねた酒粕。
ただ、それだけのはずなのに──
味に奥行きがある。香りに品格がある。歯ざわりに余韻がある。
伊藤酒造の特製・べっ甲色の酒粕と、地元農家が育てた力強い野菜。
それを何度も漬け替え、特に青パパイアは三年以上かけて仕上げる、かつてない深みのある奈良漬けです。
酒粕が主役の“発酵の妙技”!?
「漬け変え」が育てる、奥行きある味わい
酒粕は、一度漬けたら終わりではありません。
季節と素材の変化に応じて、4回ほども漬け替えを行い、
発酵のうねりとともに、味が幾層にも重なっていきます。
この“マスト期”を見極めるのが職人の技。
使用するのは、伊藤酒造の熟成酒粕(奈良漬け用 べっ甲粕)。
長期常温熟成により、色味は濃く、香りは芳醇に。
とろけるような旨味が、素材の芯まで染みわたります。
素材の鮮度、そのままに
どちらの素材も、
酒蔵から車で10分圏内の圃場で丁寧に育てられています。
収穫後すぐに仕込みへ。
下漬けに入るまでのスピード感が、野菜の命を逃しません。
- 青パパイヤ(寺田農園)
しっかりした繊維質と独特の香りが、酒粕の旨みと見事に調和。 - 瓜(かりもり 辻商店)
鈴鹿山麓のふもとの圃場で採れる、酒粕漬け(奈良漬け)の王道素材。
◆ まるで漬物の“熟成チーズ”
食卓に、意外な組み合わせを
- お茶請けに
- 白米のお供に
- ウイスキーや焼酎、日本酒のおつまみに
- 大切な方への贈答品に
- 瓜はそのままお茶請けやご飯のお供に。
- 青パパイヤはチーズと合わせて前菜に。
- 日本酒にはもちろん、クラフトビールとも相性抜群。
冷やしても、細かく刻んで和え物にしてもOK。
一瓶あれば、日々の食卓が格上げされます。
そのままスライスするだけで、驚くほど豊かな旨味が広がる一本。
“奈良漬け”という名前にとらわれない、現代のガストロノミーにも通じる発酵食品です。
詳細情報
青パパイヤ | 瓜(かりもり) | |
---|---|---|
主原料 | 青パパイヤ | 瓜 |
副原料 | 熟成酒粕、塩 | 熟成酒粕、塩 |
特徴 | コリコリ食感の新感覚、爽やかな後味 | 王道の奈良漬け。香り高く濃厚な余韻 |
内容量 | ||
熟成期間 | 3年以上 | 1年以上 |
※ 本商品のラベル・ボトル・キャップは、季節や製造時期により、一部仕様が変更となる場合がございます。ご了承いただけますようお願い申し上げます。
私たちが目指す、未来の“当たり前”
「酒粕」は副産物ではなく、
発酵の知恵と手間が込められた、もう一つの主役。
捨てられるべき素材を価値に変え、
地域の発酵食文化を次世代につなげる取り組みです。
この酒粕漬けも、ただの保存食ではありません。
素材・職人・水・時間――すべての巡り合わせから生まれた贅沢。