手のひらから始まる 笑顔のUMAい連鎖へ

こんにちは。伊藤酒造㈱5代目の伊藤です。
三重・四日市の酒蔵で、オーナー兼職人として日本酒を醸ています。

私たちが作る日本酒は、米の旨味を感じられる多様な日本酒。

スパークリングも、熟成酒も、燗向けの酒も。
自分の中の飲んでみたいをカタチにしていったもの。どれもが 一緒に楽しんでくれる人と笑顔を思い描きながら生まれています。

酒は、心が動く場に寄り添うものであってほしい。
「美味しいね」と笑い合うことで、世界が少し広がるような──そんな“UMAい”を探して、日々仕込んでいます。

ちなみに私は、アニメやSF、映画も大好きです。
物語の中の“違和感”や“伏線”、ちょっとした人間味に胸を打たれながら、 気がつけば、発酵の世界にも同じような奥行きを求めていました。


UMAい──それは「説明のいらない笑顔」。

香りや旨味では語りきれない、
でもなぜか、心がふわっとゆるむ。

あ、いいかも。と世界が少し広がるような。

そんな「旨い+未知」なUMAいに出会えた瞬間に、 人と人がつながり、笑顔が連鎖していくことがある。そんな瞬間が生まれる、酒を創りたいと思っています。


未来の風景を想い、仕込む

どんな人が、どんな顔で、どんな会話と一緒に味わってくれるか。
その未来を想像することが、私にとっての仕込みの第一歩です。

素材を整えるのではなく、導く。
発酵という自然の対話に身を委ねながら、 “心がほころぶ一滴”が生まれる瞬間を待ち続けます。


いま私が面白くてたまらないのは、 型から少しはみ出すようなUMAいの探究です。

過去には、全国新酒鑑評会で金賞をいただき、どう評価される日本酒を造るかと技術を磨いてきました。60歳を過ぎた今、この職人としての王道を少し外れて、季節、気温、微生物、素材の声──
そのすべてと向き合いながら、 “正解のない旨さ”を、わちゃわちゃと楽しんでいます。


語らう蔵・慕蔵と、もうひとつの“秘密基地”へ

私が家業でもある伊藤酒造を継承したころ、始めたプロジェクト、それが「語らう場所=慕蔵(ぼくら)」です。
誰かと酒を囲み、五感と物語を共有できる空間として、20数年前から「今日はレコードの会」「今日はアニメの会」など、、、様々な集いを行ってきました。ここはいわば、酒造りの裏側や日々も語れる場所でした。

おもえば、このころから今の酒造りの片鱗が始まっていたのかもしれません。そんな楽しみをもう一つ、 どこからでも一緒に味わってもらえるように“秘密基地”を立ち上げました。


蔵元杜氏のマイラボ秘密基地
noteオンラインサロン

酒造りには、まだ語りきれない物語がたくさんあります。 商品に込めきれなかったこと、開発の裏で見えた発見、 そもそも「なぜこの味にしたのか?」という問いの余韻。

そんな“探究の過程”を、月に一度、季節の仕込みや感じたことをまとめて発信しているのが、 私のnoteサロン「蔵元杜氏の秘密基地」です。

▶ 月額999円|2025年7月OPEN

  • 現場で感じたこと、迷ったこと、驚いたこと
  • 商品ができる前の小さなエピソード
  • まだ世に出ない酒の種の話
  • 発酵の奥深さと面白さを、気楽に語る

先行特典

  • 2025年5月末日までのご入会
    ・秘密基地 0期会員 認定
    →7/1時点時点でご継続&国内住所登録された方に、0期生オリジナルグッズをお届け
    ・5月分の会費無料
  • 2025年6月末日までのご入会
    ・6月分の会費無料
  • 2025年7月以降のご入会
    ・ご入会・ご退会が随時可能

「美味しい」の先にある、“楽しい”と“わかる”を一緒に。

お酒が好きな方へ。
発酵に惹かれる方へ。
「問い」と「感性」を楽しむ方へ。

ぜひ、ちょっと覗いてみてください。
五代目の、日々のUMAい探しが見られます。


運営事業者:伊藤酒造株式会社 歴史と自然環境と共鳴する技が生む 旨味の酒

江戸末期 1847年、初代伊藤幸右衛門が創業。伊藤家によって代々伝承される伝統的な秘伝の技で素材や自然の力を最大限活かした味わい深い旨味の酒を醸しています。少量ずつ手作業で 自然のリズムや生態系と調和する伝統の技と自然の力で蔵元杜氏が徹底した品質管理体制のもと醸す酒は、国際コンクールでも高い評価をいただいています。